わんぱくで芋掘りだ!

わんぱくで芋掘りだ!

幼児グループわんぱく

毎年行っているさつまいも堀り遠足。今年は残念ながら台風の影響で中止となってしまいました。通常のわんぱくでの療育となりましたが、せっかくなので園庭にあるプランターにさつまいもを入れ、皆で芋掘りごっこをすることにしました。
“何して遊ぼうかな~”と園庭に出て来たカズタくんは、置いてあるプランターを見て固まります。「掘ってみようよ!」と誘うも、後ずさり。そこで、お芋を掘って見せると、“なんだろう?”と近づいてきました。お玉を渡すと、緊張した様子でしたが、掘り当てることが出来ました。「お芋だ~!!」と出て来たお芋を見せると、嬉しそうに拍手をしていました。シュンノスケくんは、あっという間にいくつも見つけていました。「じゃじゃ~ん!」と出て来たお芋を友だちに見せていました。マオくんは、お芋に紐をつけて「うんとこしょ!どっこいしょ!」と引っ張ります。プランターから「ゴトッ」と音を鳴らして落ちたお芋を見て、“なんだこれは?!”と驚きの表情でした。「さつまいも、抜けてよかったね」と言うと嬉しそうに笑っていました。ヒロトくんとケンシンくんは興味はあるものの、他の物で遊びたい様子。たらいの中やすべり台の上など、2人が好きなものに入れたり、置いたりすると、始めは渋い顔をして払いのけていました。何度も何度も「さつまいもあった~!」と置いておくと、その遊びも何だか楽しくなってきた様子。徐々に手渡ししてくれるようになりました。
さつまいも掘り遠足は、芋ほりだけでなく、いつもの仲間とバスに乗ったり、畑まで歩いたり、いつもと違う場所でご飯を食べたり、貴重な体験が出来る行事の一つです。苦手なことも、友だちとだったら頑張ることが出来たり、公共交通機関に乗る楽しさを味わえたり、子どもたちの様々な表情が見られます。今回は残念ながら中止となりましたが、わんぱくで芋掘りという貴重な体験ができ、子どもたちのそれぞれ違った表情が見られました。