施設のお便り

音楽遊び

わんぱくクラブ三茶

新型コロナウイルスの影響により、施設や遊具の消毒をはじめ、近距離での接触をなるべく避けるという形での保育をしています。その中でも、子ども達が楽しめる活動をという思いから、「音楽遊び」を始めました。
「音楽遊び」というのは、ピアノのメロディーに合わせて、楽器を演奏する活動です。ただ単に楽器を演奏するのではなく、周りと音を合わせることできれいな音色が響き、音を合わせることの楽しさを感じることで、周りのなかまを意識できる活動になります。また楽器には数があり、一度にできる人数に限りがあります。その中で一緒にやりたい人を選んだり、順番を待ったり、なかまの演奏する姿に憧れたり・・・心の育ちを促す活動でもあります。
継続的にやることが大切で、繰り返しの中で子どもたちの育ちが少しずつ見えてきます。単発の活動としてではなく、今後も続けていきたいと思っています。

水遊び、楽しいね!

わんぱくクラブ駒沢

6月は暑い日が多く、園庭で水遊びをする機会を設けました。ゆっくり遊びたい子は、バケツに溜めた水に手足をつけたり、芝生にこぼして小さな池を作ったり。一方、水鉄砲でスタッフをビショビショに濡らし、自身も水をかけられて全力で楽しむ子の姿もありました。コロナ禍で遊びも色々と配慮することは増えましたが、子ども達がのびのびと楽しめる環境は今後もキープしていきたいと思います。

ひかり再始動

ひかり

6月からひかりの活動を再開しました。コロナで制限のある中ではありますが、お茶タイムに机の並べ方を工夫してメンバー同士の距離を取ったり、消毒をまめにしたりなど、出来ることに取り組みながら活動しています。
今年度は、新メンバーが4名入りました。4名とも、少しずつひかりに馴染んできているように感じます。新メンバーのアケミさんは、わんぱくクラブ駒沢時代の仲間であるテツヤさんに向けて、「テツヤ!」と呼びかけながら自由時間に紙飛行機を飛ばして楽しそうに過ごしています。
タカミチさんは、新メンバーのコウセイさんが気になるらしく、コウセイさんが初めて活動に参加した日に頭を撫でるなど、自ら関わっていました。また、音楽遊びのペアでするプログラムの時にも誘っていました。
これからも新メンバー含めて、ひかりで仲間作りを深めていきたいです。

在宅支援

幼児グループわんぱく

コロナ感染予防のため、幼児グループは在宅支援を行いました。動画撮影も、配信も初の試みでしたがみんなでアイディアを出し合って頑張りました!ダンス、パネルシアター、手遊びを初め、新聞遊びや粘土遊びなどの遊びの提案を動画にしたり、個別指導で行っているカードを使ってアニメーションを作ったりと、保護者や子どもたちからのリクエストを聞きながら色々作りました。今回のことで普段の療育がどれだけ大切かがよく分かりました。

春の1日保育[2020-03-19]

わんぱくクラブ三宿

2020年の3月、学校がお休みになり突然の長い春休みが始まりました。わんぱくクラブ三宿では「せめてわんぱくはいつもと同じに」と心掛けていつもの夏休みや冬休みと同じように活動しています。
スタッフの中でその日の計画を立てて先導する役割の『リーダー』は「次は○○をするよ」とみんなに声掛けをしたり、公園に行く際に先頭を歩いたり、帰りの会でみんなの前に出て手遊びの見本を見せたりしています。日頃の活動でもこのリーダー職に憧れを持つお子さんは多く、場面ごとに「リーダーやりたい!」と立候補してくれています。
朝の支度が終わった頃、リョウハくんに朝の会のリーダーをお願いしてみました。スタッフが立てたスケジュールを伝えると、シャキッとした姿勢になり朝の挨拶や予定の説明を進めていきます。サエちゃんはそんなリョウハくんを見ておしゃべりを中断し、これまたシャキッと座り直して「みんなも聞こう」と伝えてくれます。ジェスチャーを交えながら話すリョウハくんはスタッフそのもので、こちらからお願いした朝の会だけではなく公園遊びやお弁当・お昼寝の時にもリーダーとして活躍しスタッフは見守っているだけでスイスイと活動が進んでいきました。頑張ったリョウハくんはもちろん、次の見通しを持って活動していたみんなが頼もしかったです。3月に入って毎日同じ活動をしていたということもありますが、今までの夏休み・冬休み・春休みを、そしてその基となる放課後をみんなで過ごしてきたからこその集団のまとまりなのだと思います。自分達で活動を作りだしていくみんなの姿を見て嬉しく、そして誇らしくなった1日でした。

集団遊び「だいこん抜き」

わんぱくクラブ三茶

「だいこん抜き」という遊びはご存知でしょうか?大根役と大根を抜く役を決めます。大根役は畑にみたてたマットの上に集まって座ります。大根を抜く役は大根役をマットから引っ張る。という単純な遊びですが、大根役同士、手をつないだり、ハグしながら抜かれないよう助けあいます。大根を抜く役はどうやったら抜けるか?試行錯誤しながら引っ張っています。
以前にこの集団遊びをしたことがありますが、久しぶりに行うと以前と違った雰囲気で大盛り上がりでした。改めて集団で遊ぶ楽しさを感じる時間でした。

みんなで音楽を楽しもう!

幼児グループわんぱく

幼児グループの音楽遊びは、太鼓やタンバリン、鈴など聞き慣れた楽器だけでなく、トーンチャイム、ウッドブロック、カバサ、トーンタング、テンプルブロックなど、大人でも見たことない楽器が登場します。最初は見たことない楽器を目の前にして、興味を持ったり、不安を感じたり、子どもたちの反応は様々でした。次第にそれぞれお気に入りの楽器が見つかるなど、子どもたちの楽しい遊びの一つとなりました。1番最初の「何かいい音が」のトーンチャイムの音が聞こえると、ピタッと止まって、その音のする方を期待した眼差しで見つめています。
楽器には、タンバリンは手で叩く、ギロはバチでこするなど、それぞれ鳴らし方があります。わんぱくでは、その楽器の鳴らし方を知ることだけではなく、音楽そのものを楽しむことを1番の目的としています。そのためにも、曲の速さ、強弱などを変えてみたり、一緒に楽器を叩いたりして、雰囲気作りをしています。子どもたちもタンバリンをバチで叩いてみたり、カバサを琴のようにはじいてみたり、楽器の感触を確かめながら、それぞれ音楽遊びを楽しんでいるようです。中には、曲に合わせてジャンプやダンスをしてノリノリな子どももいます。楽器の鳴らし方を知って欲しい、上手に扱って欲しい、そんな思いもありますが、音楽遊びを通して楽しい気持ちを共有出来たら、と私たちは思っています。

クリスマス会

わんぱくクラブ駒沢

12月にクリスマス会を開催しました!会の中では、キャンドルに一人一人が火を灯す「キャンドルサービス」を行いました。揺らめく火を真剣に見つめる子どもたちの表情がとても印象的でした。
キャンドルの後は、スタッフによる演奏と歌でミニコンサートが行われました。アップテンポなクリスマスソングに、ノリノリで楽器を振るコウセイくん。ギターを弾く指使いに釘付けのチトクくん。少し緊張した面持ちながらも、会場の後ろの方で参加できたリンくん。皆、思い思いのコンサートの過ごし方をしつつも、全体の一体感を感じられる場面でした。
おやつは、メンバーのお母様とご姉妹に作って頂いた、可愛らしいクリスマスケーキでした。味はもちろんのこと、わんぱくで出たことのないような素敵な、凝った飾りつけに、子ども達からもスタッフからも歓声が上がります。
会の終わりには、サンタさんが来てくれました。プレゼントを慣れた様子で受け取る子、中身の方が気になる子、サンタさんの登場に輝いた表情を浮かべる子、それぞれの反応がありました。
盛り沢山で、少し駆け足のイベントでしたが、楽しい時間となりました。

サンタがひかりにやってきた

ひかり

12月は忘年会兼クリスマス会を行っています。クリスマスケーキのデコレーションをしたり、サンタに扮したメンバーが皆にプレゼントを配ったり、クリスマスソングを歌ったりと、盛り沢山の内容の中、最後にスタッフの手作り弁当を食べます。
今年のサンタ役はモトムさんです。短い時間ではありますが、サンタの衣装を身に着け、満面の笑みを浮かべながら一人一人にプレゼントを渡し終えて達成感を感じていた様に見えました。

おいしく冒険

わんぱくクラブ三宿

わんぱくクラブ三宿のみんなが楽しみにしている「おやつ」。メニューは毎月、みんなが食べたいものを発表して決めています。ポップコーンやおせんべい、おやつなのにカレーライスやハヤシライスまで!色々なメニューが登場します。スタッフがすべて調理をすることもありますが、みんなでおやつ作りに挑戦する機会も大切にしています。
自分たちで作ることの魅力の一つに『味の冒険』があります。ある日作った「餃子の皮ピザ」は通常だと皮+ケチャップ+ウィンナー+チーズですが、冷蔵庫にある材料をみんなで見てみた結果、皮+ソース+チーズ+溶き卵という冒険メニューも生まれました。仕上げにふりかけをかけてみたり、お砂糖をかけてみたり。この、「これを足したらどんな味になるかな?」というワクワク感は手作りならではだと思います。たまに失敗して「あんまり美味しくないね」と笑いあって食べるのも、楽しい経験です(今回は美味しく出来ていました)。
作って楽しい、食べて美味しい♪来月はどんなおやつが登場するか、楽しみです。